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寸感 その2

   専門書取次の老舗、神田村の明文図書さんがこの七月末で自主廃業を決めました。法経書・ビジネス書の扱いを得意とし、大手の書店や大学生協を中心に活動、中堅取次店としてその存在感は地味ながら独特のものがありました。かつて私が芳林堂書店にいたころ、先代の関社長におせわになりました。今は直接のお取引はありませんが、神保町の仲間としてずいぶんと親しくさせて戴いています。。
現在の流通制度下での取次店の精算は、かなり厄介なものと想像します。不況が長引く業界への影響も少なく無いような気がしています。ただただ静かな着地を祈るばかりです。
                                                              SHIN

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