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街と人と書店と

 ネットでジュンク堂書店の大阪本店店長・福島聡さんのコラムをみたら、本とコンピュータ66号に
【1997年に池袋店出店によって東京進出を果したジュンク堂書店のキャッチフレーズは、「池袋も本の街」であった。もちろん「本の街・神保町」を意識していた。当時のブックカバーは池袋の書店地図で、老舗の芳林堂さん、駅前の新栄堂さん、駅に直結している旭屋さんやリブロさんといった「強敵」を明示し、「池袋にはこんなに沢山の、神保町に負けないくらいの書店群があるのですよ。私たちは今回その一隅に加えさせていただきましたが、是非本好きの方々は、池袋へいらして、いろいろなカラーの書店をお楽しみください。」というメッセージを読者に送った。】とありました。
私が池袋の芳林堂書店にいたのは40年ほど前で、当初は新栄堂さん・
大地屋さんと芳林堂でしたが、三省堂さん・旭屋さん・リブロさんの大手ナショナルチェーンのそれぞれが参入、そして、締めくくりは二千坪のジュンク堂書店さんの登場でした。池袋戦争などと当時、騒がれましたが、私は神保町に負けない「池袋も本の街」というコピーに刺戟を受け同時に、本の街・神保町の危機感を体感しました。個人的にいえば今、本の街・神保町の再生に向かっているのは、これが契機になっているかもしれません。
SHIN


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