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研修会

一昨日、東京書店栗田会、夏の研修会、「電子辞書販売研究会」が当店3階にある岩波セミナールームで開催されました。電子辞書が従来の紙の辞書に代わって、圧倒的な収容量とその利便性から、年々シェアを拡大しつつある今、書店の現場としても大きな関心を持たざるを得ません。そこで
栗田会の会長で、電子辞書の学校販売での販売の実績を誇る南天堂書店の奥村社長とメーカーのカシオ計算機から第一線の販売担当者をお招きし座談会形式で勉強会が進められました。瞬く間の二時間でしたが、この種の研究会にしては、かなりの内容で参加者の充実感もひとしおでした。座談会形式が活発な論議を呼んだ大きな理由でした。

 <終わっての私の感想>
電子辞書を読者として求めるとしたら、本としての辞書売場のある書店の店頭が、選択の巾が広がるという意味で最高の場所である筈なのに、量販店との価格競争についていけないもどかしさ、
それは業界のしきたりや流通の相違ということだけで納得してしまっていいのだろうか。書店の側に工夫の余地は無いのかしら、と考えてしまいます。
                                                   SHIN
   


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Y・M

辞書は昔から書店で売るべき商品。しかし電子辞書においては、小売店にメーカーが直接卸す家電の形態と、競合店の状況に合わせた値引き販売をしなくてはならない商品であるということが書店での販売の大きなネックとなっています。電子辞書の書店での販売に対する理解をメーカーに働きかけるとともに、量販店にはない書店独自の販売の仕方がないのか探っていきたいと思います。
by Y・M (2005-09-01 13:11) 

Y・K

電子辞書の販売について、商慣習の違いからクリアしなければならない壁が多いことを痛感しました。書店での「電子辞書」の販売で、お客様にとってのメリットを模索していければと考えます。
by Y・K (2005-09-01 13:14) 

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