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ヨキミセサカエル 95

 Qさん
 昨10日(土)神楽坂の出版クラブで能勢仁さんの造った「カラー版世界の本屋さん図鑑」の出版と、「ノセ事務所20周年」を祝う会に行ってきました。地下鉄東西線の神楽坂駅を降りて商店街の中にある書店(文悠)さんに立ち寄ってから会場に到着、変わらぬ笑顔の能勢さんにおめもじしました。足で歩いた(健脚家です)45ヶ国・50書店のカラー版写真集は
居ながらにして世界の本屋さんを楽しめます。加えて能勢さんのそれぞれのコメントが圧倒的で嬉しく参考にさせて頂いています。同県人としての誇り、能勢仁さん、本当におめでとうございました。
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ヨキミセサカエル 94

 Qさき
 8月の本の販売不振が9月になってもまだまだ続いています。仲間たちの中には、これほどの不況は初体験だと言い出す始末、わが店ばかりではなく、今度の不況の奥の深さ、幅の広さを知り、不気味ささえ感じてきます。オリンピックとか天候とか色々と何かの所為にしたがりますが、結局は店頭に魅力ある本が並ばないからだと思っています。
 まあ、愚痴はこれくらいで終わり。恒例の「明治大学リバティアカデミー」と「本の街・神保町を元気にする会」が共催する秋の連続講座、題して≪本の街の食文化≫のパンフレットができました。神保町の飲食店主のお話です。中華・カレー・喫茶等々、ウンチクたっぷりのお話しが聞けそうです。10月1日より隔週土曜日の午後になります。パンフは神保町の本の案内所を始め主な書店にあります。お楽しみにどうぞ・・・・。
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ヨキミセサカエル 93

 Qさん
8月は猛暑に加えて連続台風による風雨とオリンピックの興奮が重なっての三重苦、そんなわけで私どものような街の本屋の売り上げ減少に歯止めがかかりません。つい先だっての本屋仲間の会合でもボヤキの大合奏でした。でも、お天気の所為ばかりにしていては小商人としては何とも情けなく、9月1日は秋晴れの好天気、ここは心機一転前を向いて頑張りましょう。
そんな不況のなかで8月の売り上げ冊数比がでました。なんといっても今月は朝日出版の「戦争まで(加藤陽子著)」が、単行本ではダントツの30冊台、岩波も顔色なしでした。
店頭にいて気が付くのは、全般的に新書ジャンルの不振です。岩波新書を筆頭に頑張れというところです。
                              SHIN

神保町寄席

 Qさん
連続して訪れた台風も去って、此処本の街神保町も久しぶりに好天気になって喜んでいましたら、今度は又、第10号のお出ましとか?商店街も今一つ元気がありません。そんな中、賑々しく第9回神保町寄席のポスター・ちらし・入場券が出来上がってきました。10月末の神保町ブックフェスティバルの初日に、当店の3階で開催されます。入場券は9月1日より当店と三省堂書店神保町店で発売されます。昭和の爆笑王、三平の孫で正蔵の息子、林家たま平が前座として初登場、楽しみです。ご期待ください。
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オリンピック閉幕

 Qさん
二つの台風情報が飛び交うそんな時、地球の裏側リオでは五輪の閉会式、台風が通り過ぎた昨晩、ゆっくりと録画でみました。お国柄もあって、「民族の多様性の許容」という主張が色濃く出ていて開会式に続いて気持ちのいい閉会式だったと感じました。始まってしまえば、それまでの不安ゃ批判を打ち消してしまうスポーツの良さも実感できました。五輪旗の受け渡しの小池百合子知事のパフォーマンスも立派で目出度し目出度しでした。今日はとても素直な気分でよく眠れそう、私も四年後の東京までなんとか・・・・・・・・・・・。
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ヨキミセサカエル 92

 Qさん
昨16日はお盆明け、台風の接近ニュースの所為か神保町は閑散としていました。それに古書店や飲食店など16日までの休みが多く昼食をとるのにチョット不自由な感じです。
さて、昨日届いた業界紙「新文化」に、先月末に私どもの三階で開催された≪本の流通の勉強会≫の事が採り上げられていました。このところ話題の直取引を中心にした勉強会でしたので、100人の会場は超満員、場内からの発言も多く、おかげさまで活発な意見交換会となりました。しかし、現行の取引制度に直取引問題を提示していくには、結論を得るどころか、その方向性を導き出すことすら難しく、と言ってこの問題は各所、各段階で、既に実行実現しつつあり、それゆえに関心の高さも半端でないのです。そんなわけで、今回は消化不良のまま推移したことは否めませんが、この上は、何度かの勉強会を重ねていくしかないと思っています。
                         SHIN

夏休み

 Qさん
今日(13日)から15日までの三日間は、毎年の事ですが、お盆休みで取次店の配送もお休みです。私どもの店も、それに合わせて勝手ながら夏季休業します。少ない人数で働いている従業員の束の間の休養日となります。ご寛容くださいませ。神保町も出版社のお休みに合わせてか、飲食店を始め、古書店の休業が目立ちます。世間は五輪で湧いていますが、他の盛り場とおもむきが変わって神保町は静かな本の街です。
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ヨキミセサカエル 91

 Qさん
6日の土曜日は五輪、7日の日曜日は高校野球の全国大会初日と、どちらもたっぷりとテレビ桟敷で観覧し平和日本を満喫しました。もともとセレモニー好きなので殆んど全部見てたうえ、競泳の金メタルに感激、人並みに楽しい週末でした。それにしても、何時もの事ですがオリンピックは本の売り上げには貢献しないようです。
 さて、昨年4月に晶文社から刊行された≪「口笛を吹きながら本を売る」石橋毅文著≫韓国版が出版され、本日より当店で発売のはこびになりました。近くの韓国書店チエッコリでも発売中です。2980円です。どうぞお手に取ってご覧下さい。
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